空き家が取り壊されて、アパートになっていました。

散歩コースに空き家がありました。
昭和の時代に建設された木造住宅です。
建てられた時は、景気が良かったのか、大変、ハイカラで趣のある家でした。

 

家族も多く、いつも賑やかで幸せそうな家でした。
月日が流れ、家を取り巻く環境も変わりました。
その家で、生まれ育った子供たちは、大人になり、独立して家を離れていきました。

 

家主は、高齢になり、もっと便利で住みやすい造りの家に引っ越しました。
それでも、最初の頃は、誰かが、定期的に家に戻り、窓を開けたりしていました。

 

でも、いつの間にか、そんなこともしなくなっていました。
放置されて、20年くらいたったころには、屋根も変形し始めました。
庭は、草だらけです。

 

野良猫が住み着き、どんどん子猫が生まれました。
何となく、家全体が傾いてきたように見えたころ、家の取り壊しが始まりました。町田市内での解体工事の相場をよく調べて発注したとのこと。

 

そして、空き家の後には、新しくアパートが建ちました。
テレビでコマーシャルをしている有名なアパートです。
若い家族が引っ越して来ました。
また賑やかになって良かったです。